「MACD」の使い方

こんにちは!、アラサーのロクたんです(*^▽^*)

MACD(マックディー)というテクニカル指標は皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

MACDは2本の指数平滑移動平均線を用いたテクニカル指標で、売買のタイミングや利確の目安として使われています。

ここでは、MACDがどんなものなのか、トレードでの使い方などについて紹介していきます!!

詳細は下記をご覧ください😉

MACDとは?

MACD(Moving Average Convergence Divergence)は、テクニカル分析の研究者であるジェラルド・アペルさんが開発したもので、ダウ理論や移動平均線と並んで人気のあるテクニカル指標になっています。

日本語訳にすると、「移動平均収束発散法」になるんですが、なんのこっちゃですよね(;’∀’)

ざっくりいうと、2つの移動平均線を用いてトレンドの始まりや終わりを確認できる指標になっています。ただ、移動平均線というと、馴染みのある単純移動平均線(SMA)がありますが、MACDでは、指数平滑移動平均線(EMA)を用いています。SMAは、過去の終値を均等に評価するのに対して、EMAは、直近の終値をより高く評価するという違いがあります。つまり、

移動平均線(単純移動平均SMA):過去の終値を均等に評価する
MACD(指数平滑移動平均EMA):直近の終値をより高く評価する

MACDの計算式

さて、MACDについて簡単に説明させてもらいました。

このMACDですが、どういった計算で作られてるかというと

MACD線:短期EMA-長期EMA(動きが早い)
シグナル線:MACD線のEMA(動きが遅い)

となっており、大体の場合初期値は短期EMAが12、長期EMAが26、EMAが9となっています。
自分もこの値のままで使用しています。

MACDは、EMAを使用していることから、SMAよりも早めの売買サインが出ることから
トレンドの始まりや終わりを捉えることが得意な反面、ダマしも多くなるという弱点もあります。(´;ω;`)

また補足ですが、図の青いバーで見えるのはMACDヒストグラムというものです。
MACDヒストグラム = MACD線 – シグナル線
図で見える2つの線の乖離を示したものとなっています。
0ラインより上なら買いの勢いが強く、下なら売りの勢いが強いと見ます。

MACDの使い方

トレンドフォローとしての使い方(エントリー)

MACDのトレードでの使い方は、実は非常にわかりやすいです!
買いシグナルと売りシグナルは、

1.  MACD線がシグナル線を上回った(ゴールデンクロス)
2. MACD線がゼロラインを上回った
1.  MACD線がシグナル線を下回った(デッドクロス)
2. MACD線がゼロラインを下回った

たったこれだけなんです!!
先ほどの図でシグナルを見ていくと…

文字で読むよりも、実際の図で見るとわかりやすいですね。
ここでは、買いシグナルと売りシグナル2つを書き込んでいますが
他にも同様のシグナルがたくさんあることがわかります。
ちなみに自分の中では,シグナル線はなぜシグナル線というかを,MACD線が触れた時に買いや売りのシグナル線を出すことからシグナル線なんだ!と思って覚えています(笑)
テクニカル指標については,書籍などで簡単に使い方だけが照会されていますが,原理的なところもある程度分かっていた方が良いと思います(⌒∇⌒)

利確目標としての使い方(イグジット)

MACDは、利確目標としても有効に使えます。
ダイバージェンスという言葉は聞いたことがあるでしょうか?
ちゃんとした日本語訳は未だに無く、「逆行現象」と言われたりしています。

このダイバージェンスとは、MACD線がチャートのローソク足の動きと一致していない事を言います。
例えば、チャートの値動きで直近の高値を更新して、上昇傾向にある状況ではあるが、MACD線を見ると、直近の高値を更新していないとうい状況になります。

少しわかりずらいので簡単な図で説明します。(下降傾向の時はこの逆となります)

そしてこのダイバージェンスが起きた後は、現在のトレンドが転換しやすいという特徴があります。
僕もこのようなパターンをよく見てきてはいるのですが、もちろんダマしとなってしまうパターンもよく見てきています(´;ω;`)

ですので、僕のトレードルールでは、ダイバージェンスが起きた場合には、
新規のポジションを持たずに、現在所持しているポジションの利確の目安として使うようにしています。またMACDは、トレンド最中レンジ相場ではどうしてもダマしが多くなってしまう指標ですので、そういった相場環境はでは使用せず、トレンドの発生や転換時に使うようにすると上手く機能させることができると思います。

移動平均線(EMA)を使用した指標であるため、数日間の終値を平均を使用したのがMACDになります。
基本的にはトレンドフォローとなってしまうため、チャートのローソク足を意識しながら使うのが最も有効だと思います。

まとめ

MACDについて理解できたでしょうか?

トレードでの使い方は

・トレンドフォロー(エントリー)
・利確目標(イグジット)

この2つをメインに僕は使用しています。

他にも、書籍やブログなどでは様々な使い方が紹介されてはいます。
ぜひ、自分の中でしっくりくるような使い方を探してみてください!

では、ロクたんでした(*^▽^*)

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