こんにちは!、アラサーのロクたんです(*^▽^*)
今回は、フィボナッチリトレースメントについて紹介します!
この指標は、相場がトレンド相場にある時に、押し目や戻り値の価格がどのあたりに来るかを判断するものとして利用されています。
例えば、上昇トレンドで買いでポジションを持っているときに、調整波で価格が下がっているときに、この下落はどこまで続くんだろう~(´;ω;`)と思ったことはありませんか?
そんな時に、大体このあたりで反発しやすい!といった目標価格をあらかじめ予測しておくことができます。僕は、ポジションを持っているときの利確目標として使っています(⌒∇⌒)
詳細は下記をご覧ください😉
フィボナッチとは?
そもそもフィボナッチとは何なのでしょうか?
イタリアの数学者レオナルド・フィボナッチが発見した「フィボナッチ数列」のことを言います。
そしてこのフィボナッチ数列は「前の2つの数を加えると次の数になる」という数列です。
「1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89、144、233…」と永遠に続いていきます。
そしてこの数列は、自然界でよく見らていて
例えば、花びらの数やヒマワリの種の数、木の枝分かれの数など、非常に多くみられています
不思議ですよね(。´・ω・)?
そしてこの数列を応用した考えが「フィボナッチ比率」というもので、
・フィボナッチ数列のそれぞれの数を1つ後ろの数で割り算すると、
1/1=1、1/2=0.5、2/3=0.67、3/5=0.6、5/8=0.625、8/13=0.615、13/21=0.619、21/34=0.618、 34/55=0.618…
・フィボナッチ数列のそれぞれの数を2つ後ろの数で割り算すると、
1/2=0.5、1/3=0.33、2/5=0.4、3/8=0.375、5/13=0.385、8/21=0.381、13/34=0.382、21/55=0.382…
・フィボナッチ数列のそれぞれの数を3つ後ろの数で割り算すると、
1/3=0.33、1/5=0.2、2/8=0.25、3/13=0.23、5/21=0.238、8/34=0.235、13/55=0.236、21/89=0.236…
というように、1つの数に収束していきます。
「0.618、0.382、0.236」この数値を皆さんも見たことはあるのではないでしょうか?
そう!フィボナッチを引いたときに出てくる線がこの数になっていると思います。
フィボナッチリトレースメントは、このフィボナッチ数列・比率をFXに応用したものになります。
(おまけ)
余談ではありますが、フィボナッチ数列のそれぞれの数を1つ前の数で割り算すると、
1/1=1、1/2=0.5、3/2=1.5、5/3=1.667、8/5=1.6、13/8=1.625、21/13=1.615、34/21=1.619、55/34=1.618、89/55=1.618…
こちらは1.618に収束していきます。1:1.618といえば、黄金比です!黄金比は、人が最も美しいと感じる比率のようで、「モナリザ、ミロのヴィーナス、サクラダファミリア、パルテノン神殿」など古代から使われている比率でした。FXを勉強していたら黄金比に行きつくとは面白いですよね( ´∀` )
以上余談でした!
フィボナッチリトレースメントの使い方
では本題のフィボナッチリトレースメントの使い方についてです。
フィボナッチリトレースメントについては、FX会社のトレードツールにはほとんど実装されていると思います。2点を選んで直線を引くと、水平な線がいくつか引かれて数字が表示される思います。
大体は「0、14.6、23.6、38.2、50.0、61.8、76.4、100」の数字が書かれていると思います。
この中に先ほどのフィボナッチ比率の、23.6、38.2、0.618が入っているのがわかると思います。
そして実際のチャート上での引き方についてですが、
目立つ直近の安値と高値を結びます。
上記の画像のように、安値と高値を結ぶ緑色の数字がついた直線が表示されます。
これが、フィボナッチリトレースメントの値になります。
今回の場合だと、61.8%あたりで反発しているのがわかりますね(^▽^)/
高値部分で売りでエントリーして、その後、61.8%付近で利確が一番利益が取れますが、
その手前の38.2%や50.0%で押し目を作っており、そこで反発していた可能性も考えられるので
そこを利確目標にするのも堅実なトレードであると言えます。
まとめ
フィボナッチリトレースメントについて理解できたでしょうか?
線の引き方は、目立つ直近の高値と安値です。
線を引くこと自体は簡単なんですが、どこを高値・安値とするかは難しいところで
僕もいつも悩みながら使っています。
ただ、トレードでなんとなく値頃感で利確するよりも、こういった指標を使用した方が
今後にトレード戦略を練る際に利用できますので、皆さんも一度利用してはいかがでしょうか?
では、ロクたんでした(*^▽^*)