こんにちは!、アラサーのロクたんです(*^▽^*)
今回は「移動平均線」について紹介したいと思います!
皆さんもチャート上に表示して使用したことがあるのではないでしょうか?
”ゴールデンクロス”が出たから買いでエントリーといった風に使用していても
上手くいかないことが多いと思います😥
ここでは移動平均線の計算方法やトレードでの使い方について詳しく紹介していきますので
ぜひ詳細を見ていってください😉
移動平均線とは?
移動平均線とは
「過去何日間かの終値の平均値を線でつないだもの」です。
C:当日の終値、C1=前日の終値、C2=一昨日の終値…
また、移動平均線には概ね3種類あり
①単純移動平均線(SMA:Simple Moving Average)
②加重移動平均線(WMA:Weighted Moving Average)
③指数平滑移動平均線(EMA:Exponetial Moving Average)
①の単純移動平均線については、前述した手法により算出した移動平均になります。すべての期間の終値を均等に評価するため、急な値動きには反応が遅いという弱点があります。②の加重移動平均線は、①の弱点を克服するため、直近の終値に比重を置き、値動きに対して敏感に反応するようにできています(先ほどの計算式のCを5倍、C1を4倍、C2を3倍、C3を2倍、C4を1倍して、合計を15で割って算出します)。また、③の指数平滑移動平均線は、②を指数関数的に捉えて計算したものになっています。②と③は、直近の値動きに反応しやすいので、トレンドの兆候を捉えるのが得意ですが、ダマしも多くなってしまうといった弱点もあります。このような特徴を知ったうえで、自分のトレードスタイルに併せてどれを使うか決めるとよいでしょう😀
移動平均線の使い方
ローソク足との位置関係
移動平均線は、過去n日間の終値を平均化したものです。そして現在の市場の価格(ローソク足)が、移動平均線より上にある場合は、過去n日間よりも買いの勢力が優勢とみることができます。逆に市場の価格が移動平均線よりも下にある場合は、売りの勢力が優勢とみることができます。このことから、以下のような”順張り”手法を用いると良いでしょう。
2、移動平均線より現在の価格が下→売り勢力が強い→売りでエントリー
移動平均線から相場の環境認識
移動平均線は、主に短期・中期・長期で分けて表示することが多いと思います。期間は以下の設定で紹介されることが多いです。
・短期(5日)
・中期(20日)
・長期(75日)
期間の設定は、これといった正解はないと思っています。検証や実トレードを行っていく中で、この期間がシグナルとしてちょうどいいなと思ったもので良いです。この中でも、長期の移動平均線は相場の長期的なトレンドを教えてくる重要な指標となります。短期・中期に比べて反応は遅いですが、長期的な相場の流れを見れるため、環境認識の際にはテクニカル指標の一つとして見ておくと良いでしょう。
基本的な見方は、レンジ相場・上昇トレンド・下落トレンドの3つで十分です。「長期の移動平均線が横ばいから少し上向いてきたから、上昇トレンドが発生するかな」とか「上昇トレンドだったけど、線の傾きが小さくなってきたから、上昇の勢いが弱まってきたかな」などといった相場環境を認識するのに使用するよ良いです。
短期・中期・長期の移動平均線を用いた戦略
最後に短期・中期・長期移動平均線のトレードでの使い方について紹介します。
相場環境ごとに、①トレンド中、②トレンドの発端、③レンジ相場で見ていきます。
①トレンド中
・上昇トレンド中:買いでエントリー
上から、価格(ローソク足)>短期>中期>長期
・下降トレンド中:売りでエントリー
上から、長期>中期>短期>価格(ローソク足)
②トレンドの発端
トレンドの始まりは、短期・中期・長期移動平均線のそれぞれが”発散”していくように見える。発散していく場合には、そのトレンド方向へエントリーを行う。
トレンドの終わりは、短期・中期・長期移動平均線のそれぞれが”収束”していくように見える。収束していく場合には、ポジションの利確を行う。
③レンジ相場
短期・中期・長期移動平均線が絡み合う動きをする場合には、トレンドがないと判断する。
移動平均線をトレードの積極的な判断基準には使用しないようにする。
まとめ
移動平均線の使い方について紹介してきました。
過去何日間かの終値の平均値を線でつないだものが移動平均線となります。
トレンドフォローの指標ですので、トレンドの判断に使用して、順張りでのエントリーを行うと良いでしょう。
では、ロクたんでした(*^▽^*)