「ボリンジャーバンド」の使い方について

こんにちは!、アラサーのロクたんです(*^▽^*)

今回は、ボリンジャーバンドについて紹介します!

このテクニカル指標は、中央に移動平均線、その上下に標準偏差(±1σ、±2σ、±3σ)を描画して、統計的に「価格が一定の確率では、この標準偏差内に収まる」という特徴を利用したものになります。最初のうちは、線がごちゃごちゃして見ずらいですが、何度が見ていると慣れてくると思います。

順張りと逆張りの両方で使用できる指標で、汎用性があるため比較的人気のあるテクニカル指標と言われています。

詳細は下記をご覧ください!

ボリンジャーバンドとは?

ボリンジャーバンドは、ジョンボリンジャーさんが開発したテクニカル指標で、移動平均線とその上下の標準偏差(±1σ、±2σ、±3σ)から構成されています。ボリンジャーは開発者の名前から、バンドは「帯」で、このバンドの中を価格が行ったり来たりしています。

前述の標準偏差は下記の図のように、上下に3本ずつ配置されていて、この標準偏差の中に価格が収まる確率は、

・1σ、-1σ:約68.3%
・2σ、-2σ:約95.5%
・3σ、-3σ:約99.7%

となっています。ちなみにσはシグマと呼びます。±1σは、約68.8%と微妙ですが、±2σは約95.5%でこの確率で価格はバンド内に収まると考えると結構信用できるのではないでしょうか。そのため、±2σは、様々なトレーディング本で、売買のシグナルとして紹介されることが多いのです。

ボリンジャーバンドの使い方

ボリンジャーバンドの使い方は、冒頭で紹介した通り、順張りと逆張り手法があります。

①順張り手法(±2σのブレイクアウト)
 レンジ相場→トレンド相場への移行
 ボリンジャーバンドは、価格が膠着するレンジ相場においては、バンド幅が狭まる(価格の変動が小さいのでバラつきが小さくなる→標準偏差も小さくなるため)傾向にあります。この膠着状態では、相場は次に動くためのエネルギーを溜めている状況であり、次に価格が大きく動くと、エネルギーを一気に放出し、バンドの幅も急拡大していきます。この拡大する時に、±2σに触れたタイミングでその方向へエントリーを行うといった手法になります。±2σ内に収まる確率は約95.5%なのでそこに価格が到達するということは、普段起きないことが起きようとしていると考えられ、レンジ状態からトレンド相場に転換する可能性が高いという風に見ていくことになります。またMACDも同時にエントリーシグナルを出すことが多いですので、そちらも確認すると良いですね。

また相場参加者の観点からこの状況をみると、レンジ相場においては、±2σに価格が来ても、約95.5%の確立で、元の価格水準まで戻ってくると考えているため、相場参加者の多くはポジションを安心して持っていると考えられます。また、ポジションを持つ際は、損切りをレンジ相場の高値と安値、ボリンジャーバンドの±2σの周辺に置いていると推測されます。この状況で、±2σを価格が超えてきた場合、どういったことが起きるでしょうか?参加者の多くは設定している損切りにかかるため、決済注文が多く約定されたり、損切りを置いていなかった参加者も、価格の変動に驚いて、評価損でも決済注文を多く入れてくることが想像できます。僕はこんな風なことを想像(妄想?笑)しながらトレードを行うようにしています。こうすることにより、自分の中で納得することができるので、おすすめの方法です!

②逆張り手法
 ①の順張り手法の時よりも、広い幅のレンジ相場において、±2σに差し掛かったところで逆張りのエントリーを行う手法です。±2σ内に収まる確率は約95.5%なのでその周辺に価格が接近してきた場合には、元の価格水準まで戻ってくるだろうと考えてポジションを持ちます。

①と②で矛盾しているではないかと思われる方もいると思いますが、初期状態のレンジ相場の幅は狭いか広いかの違いがあります。判別については、実際に検証やトレードをしていく中で分かってくると思います(^▽^)/

まとめ

ボリンジャーバンドについて理解できたでしょうか?

移動平均線と標準偏差を使った指標で、

・1σ、-1σ:約68.3%
・2σ、-2σ:約95.5%
・3σ、-3σ:約99.7%

この3つのうち、±2σを使ったトレード手法について紹介しました!
エントリーについてのみ紹介してきましたが、利確時にも利用できる指標となっていますので
皆さんも一度使ってみてください!

では、ロクたんでした(*^▽^*)

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