「ストキャスティクス」の使い方について

こんにちは!、アラサーのロクたんです(*^▽^*)

「ストキャスティクス」というテクニカル指標は皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

相場の買われすぎ・売られすぎを判断するオシレーター系指標で、非常に判断しやすい手法の一つとなっています。価格はその時々で上下しますが、この上下のブレに注目していまの状態を数字で示したものになります。

%Dと%K(ファストストキャスティクス)あるいは、%Dと%DS(スローストキャスティクス)の2つのラインを表示して、相場状況の判断を行います。

詳細は下記をご覧ください😉

ストキャスティクスとは?

ストキャスティクス」は、ジョージレーンさんが開発したオシレーター系のテクニカル指標です。

相場の複数の価格から、%K・%D、%Dと%DSという数値を算出し、それらの数値を連続してつなげていくことでラインを作りチャートに表示します。

%K=(直近の終値ー過去A日間の最安値)÷(過去X日間の最高値ー過去A日間の最安値)
%D=%KのB日間の単純移動平均
%DS=%DのC日間の単純移動平均
※A、B、Cには任意の数字が入る

(例)A=10日であった場合は、10日間の上下幅の中で今が安値からどの位置にあるかを示している。この位置関係を0~100%に間で示していることになる。

また、ストキャスティクスには2種類あって、

ファストストキャスティクス:%Kと%Dのラインを用いる
スローストキャスティクス:%Dと%DSラインを用いる

名前のとおり、ファストストキャスティクスは価格に対する反応が早くダマしも比較的多いのが特徴です。スローストキャスティクスは価格に対する反応が遅いため、ダマしも比較的少なくなりますが、シグナルの発生も遅くなるという特徴があります。どちらも一長一短ありますが、取引する時間軸や相場環境に応じて使い分けると良いと思います。今回はファストストキャスティクスについて紹介したいと思います(⌒∇⌒)

ストキャスティクスの使い方

ここからはストキャスティクスの相場の使い方について紹介します。
ストキャスティクスは下記のように表示されます。

ストキャスティクスの図解

基本的には、%Kや%Dラインが、上の閾値(70または75)を超えてくれば、買われすぎの状態
下の閾値を下回れば売られすぎの状態とみます。ファストストキャスの場合は、動きが遅くだましの少ない%Dラインの方にシグナルの比重を大きくすることが多いです。

トレードでの使い方としては逆張り手法が一般的になります。

①上の閾値を上回り買わられすぎゾーンに入った場合:
 ー売りでのエントリー・買いポジションを持っている場合は利確の判断材料にする
②下の閾値を下回り売られすぎゾーンに入った場合:
 ー買いでのエントリー・売りポジションを持っている場合は利確の判断材料にする

①の時に%Kが%Dを上から下に抜けるゴールデンクロス、②の時に%Kが%Dを下から上に抜けるデッドクロスが発生した場合には、シグナルがより強固なものであるとみます。
また、好みにはなりますが、僕はだましが多い指標であることから、エントリーではなく、利確の検討材料として利用することは多いです。もちろん、エントリー時の手法として使っている方もいますので、実際に検証して、うまくいきそうならエントリー手法として利用していくとよいと思います(^▽^)/

また、MACDと同様に「ダイバージェンス」としても使うことができます。

ダイバージェンスが発生した際には、新規のポジションを持たずに、現在所持しているポジションの利確の目安として用いるようにしています(詳細は、MACDのページを参考にしてください)

まとめ

ストキャスティクスについて理解できたでしょうか?

ラインの計算式は複雑になっていますが、トレードでの使い方についてはシンプルだったと思います。
他のテクニカル指標同様、どうしてもダマしとなってしまうことが多くなります。その際は、プライスアクションやチャートパターンなどを複合的に見て、判断していくと勝率は高まっていくと思います。

ぜひ、検証やトレードの中で、自分だけのテクニカル指標の組み合わせを探し出してください!

では、ロクたんでした(*^▽^*)

最新情報をチェックしよう!